2011年8月11日木曜日

最終回

無事帰国です。

帰国の様子をお見せする前に、お別れの様子を。朝から生徒たちは大きなスーツケースとともに学校へ。ホストファミリーの方々は、生徒たちを本当に温かく見つめてくださり、たくさんほめていただきました。お行儀よいこと、小さい子のめんどうをみてくれたこと、何よりホームシックにならなかったこと。ある生徒は朝までかかってサンキューカードを書き、そこのお母さんは私に涙を浮かべて見せてくました。その子が学んだことは「心のコミュニケーション」だとか。バディの生徒たちも涙、ハグの繰り返しで、みんなの友情を羨ましく感じました。

パース市内によったあと空港へ。ここで今までお世話になったガイドの藤原さんともお別れ。いつもいつも優しく接してくださいました。彼女の事を見てガイドに興味を持った人もいたようです。ありがとうございました。オーストラリアでは、DOAの方々によくしていただきました。

帰りは大きな乱気流もなく、無事7時過ぎに到着。

引率の私はオーストラリアを訪れたこともなく、どうなる事か不安でいっぱいでした。また運動会の後調子を悪くした生徒が出た時には、その不安はより大きくなり、オコナーさんやDOAのさとうさんの助けがなかったら動けませんでした。でも生徒たちも日に日に慣れて、少しずつしっかりしてきて私も安心しました。姫路西の富田先生、生徒のみなさんの助けも大きかったです。楽しい時間を一緒に過ごしてくださってありがとうございました。



保護者のみなさん、北須磨の先生方、DOAや日本旅行のこのブログを読んでくださったみなさん、つたない報告を読んでくださってありがとうございました。くわしいことは生徒たちに聞いてくださいね。そし彼らがこの研修旅行で学んだことを生かせるよう、これからもサポートお願いします。





2011年8月9日火曜日

Newmanのみなさん、ありがとう

Newmanでの授業最後の日。2時間ESLの授業を受けました。朝行くと、Jake先生にサンキューカードを書いている人がいるのを見てとてもうれしく思いました。Jake先生、たのしい授業をありがとうございました。生徒たちが積極的に話すようになっていくのを見るのはとても幸せでした。

3・4時間目は日本語の授業ですが、多目的のようなホールで、姫路西の生徒は茶道、書道、駒を、北須磨の生徒は折り紙やあやとりを教えました。昨日のお昼もそうですが、けっこうNewmanの生徒は折り紙に興味を持ってくれ、鶴、風船。手裏剣などを折りました。あやとりは、ほうきを作っていました。それを教えるときのみんなの英語に感激。ここで、数日前なぜ「親指」の英語を1年生が正しい発音ですぐ言えたのか納得。準備の成果だったのですね。



ピザパーティーのお昼の後は、さよならパーティー。キュートなダンスや劇、歌の披露と楽しいゲーム。最後には野畑先生が作ってくださった写真のスライドショーを見せていただきました。この2週間を振り返るいい機会でした。本当にいろんな経験をした充実した毎日でした。中にはホストファミリーが撮ってくれた写真もあり、彼らの家庭での様子を少し見せてもらえました。大切にされていましたね。そしてお互い挨拶をしてさよならでした。












日本を出る前から本当に多くの方にお世話になった研修旅行でした。出発前は、保護者の方や北須磨の先生たちに助けていただき、パースについてからは、Newman Collegeの先生や職員の方々、ホストファミリー、バディ、多くの生徒さん達に仲間に入れてもらい、面倒を見ていただき、とても大切にしていただきました。特に野畑先生には、受け入れの準備に始まり、生徒たちの授業、遠足の段取り、生徒の調子が悪い時にはいつでも言って、と学校を離れた時間でも電話してくださり、その献身的な姿に感謝してもしきれません。ほかの職員の方々も毎日笑顔で迎えてくださり、生徒たちの授業の環境を整えてくださいました。またホストとして受け入れてくださったお家はいろいろ迷惑をかけたに違いないのに、毎日お弁当を持たせてくれ、休日はいろんな所へ連れて行ってくださった上に、生徒たちのいいところをたくさん見つけていただいて、幸せでした。そしてバディを始めNewmanの生徒のみなさん、毎日生徒の世話をしてくれ、辛抱強くコミュニケーションをしてくれました。そのおかげで日本人の生徒たちは英語を話すことにどんどん積極的になっていきました。サポートしてくださったみなさん、本当に本当によくしていただいてありがとうございました。

明日オーストラリアを出発します。あとブログも1回となりました。

今日は、途中でホテルのネット接続がダウンしたため、ずいぶんお待たせしてすみませんでした。






2011年8月8日月曜日

初スポーツ




今日の午前はESLと日本語の授業。ESLではサンキューレターの書き方を習いました。日本語の授業その1は、2つの絵を見てまちがいさがし。ニューマンの生徒は日本語で、日本の生徒は英語で表現。細かい違いを見つけていく若者たちの集中力に脱帽でした。どちらの生徒も習っている言語で言いたいことを言おうととても意欲的でした。日本語の授業その2は、ちびまるこちゃんの短い場面を見て、その後の話をまるちゃんとかお母さんとか役割を決めて会話で表現。みんな上手で1番優秀なグループを決めるのは困難でした。みんなそれぞれ工夫していてよかったですよ。と日本語書いてもNewmanの生徒は読んでいませんよね。













午後はそれぞれバディの授業に参加した後、フィールドでクリケット。初クリケットでルールも知りませんでしたが、やっていくうちに何とかサマになってきました。確かに、「打ってキャッチする」ゲームです。男の子も女の子も「頑張って!」なんて日本語で応援しながらすごく盛り上がっていました。芝生の上を走りまわるのは気持ちよかったです。



さて、学校で授業を受けるのも明日が最後です。みんなしっかり頑張りましょう。1・2時間目、3・4時間目、5・6時間目の間にそれぞれ休憩時間がないので、忙しいのですが、だいぶ慣れてきたはずなので、明日はおくれず動きましょう。明日のお昼はピザパーティーと午後のさよならパーティーを予定しています。ダンスが楽しみです。

2011年8月6日土曜日

2度目の週末

パースに来て2度目で最後の週末です。みんなはどのように過ごしているでしょうか。家族の誕生日があるという生徒は、カバシャム動物園でプレゼントを買いました。きっと喜んでもらえていることと思います。

本日のお天気は最高気温22度の晴天です。カメラを持たずに出たことを少し後悔しています。ウォーターフロントのカフェはさわやかでした。

ここに生徒の写真はありませんが、代わりに生徒たちがNewman CollegeのAthletic Carnivalを伝えるニューズレターに載ったことを報告します。彼らの笑顔は本当に美しいですよ。

http://web.newman.wa.edu.au/Administration/Publications/Current+News/default.aspx

今日の締めくくりは、このブログを毎日読んで生徒たちの活動を気にしてくださっているガイドの藤原さんの期待にこたえて、チョコレート工場で買ったチリチョコレートの写真(うまく撮れずすみません)と感想です。食べ終わると口の中と喉がかーっと熱くなりました。お勧めできません。藤原さんの写真は来週登場の予定です。

2011年8月5日金曜日

動物園

 今日は2時間ESLの授業を受けて、カバシャム動物園とチョコレート工場に行きました。日本語を勉強している10年生と一緒です。お天気はサイコーでした。動物園はとても広く、Newmanの生徒たちも日本の生徒たちも大喜び。コアラを触ったり、カンガルーに餌をやったりできました。白いオウムは"Hello"と話すので、それを聞いた生徒たちもキャーキャー、鳥の声か彼らの声かわからなくなりました。動物の写真を撮るか、生徒たちの様子を撮るか悩み、撮れなかった動物もたくさんあります。あとで写真をわけてくださいね。左の写真に白いカンガルーがいるの、わかりますか。


このような遠足はNewmanの生徒には珍しいことで、彼らもわくわくでしたが、授業の一部ということで、課題が出されました。昨日習った動物の数え方。正しい文をつくって来週提出です。日本人の生徒は英語で動物の様子を書いて私に提出です。

この後チョコレート工場では、チョコレートを食べ、ホストファミリーへのお土産を買いました。皆さん優しい子です。明日から最後の週末です。みなさん楽しく過ごしてください。


2011年8月4日木曜日

今日の授業

今日は、日本語の授業ではNewmanの生徒たちの先生として「○○が~匹・・・にいます」という言い方を教えました。「~匹」は確かに難しいですね。野畑先生に「さんびき?さんひき?」なんて聞きながらやっていました。普段使っているはずなのに。

このあと、Newmanの生徒たちが習ったことを発表。ある男の子のノートがあまりにきれいに書けていたので写真に撮らせてもらいました。
拡大したら見えるでしょうか・・・。

ESLの英語の授業では、Jake先生は英語を増やしてくださり、ちょっとずつレベルアップです。みんなの反応もよくなってきました。午後からはNewmanの日本語以外に授業に初参加。体育はバドミントンをやったそうです。教室の授業に参加して「むずかしかった~」と帰ってきた人も。6時間目はMacの使い方を習いました。慣れてきておしゃべりして注意される人もいましたが(恥ずかしい・・・)、ホストファミリーからとてもいい子たちだという評判も聞きました。とてもうれしいです。私が英語で話しかけると、英語で返事をすることが増えてきました。楽しむばかりでなく、英語も学んでますよ。

今日は17度と少しひんやり、でも太陽が照っている1日でした。最後は午後3時半のNewmanの様子をお楽しみください。美しくすがすがしい午後でした。明日は2時間授業をした後、動物園とチョコレート工場へ、10年生と一緒に行きます。

2011年8月3日水曜日

ロットネスト島

今日のNewman Collegeは日本の三者面談にあたる日で、授業はありません。先生と保護者・生徒は体育館で多くの机といすを並べて、まるで就職相談会のような感じで面談していました。

本日は日本人生徒だけでロットネスト島へ。まずフェリー。ひどい揺れに私(山本)はダウン。生徒たちは、元気よくサイクリングへ。私の事情で、ここからのフォトグラファーはりなちゃんです。





自転車はマウンテンバイクでヘルメットをかぶってサイクリング。海がとっても美しかったらしいです。またピカチューのモデルとなったquokkaというねずみのように見える動物もそこここに見られたようです。島内を小さく一回りした後、昼食をとり、自由行動。ガイドさんが出した質問に答えるために灯台へ行ったり、information centerを訪ねたり、と各自さまざまな動きをしていました。

帰りのフェリーでは熟睡していた私は揺れたのかどうかわかりませんが、みんな無事下船。

思ったより寒かったので、今日はゆっくり体を休めてもらいたいと思っています。それから、姫路西の生徒さんへ(読んでくれるかしら)。私は自転車に乗れないからサイクリングしなかったのではありません。誤解のないように。

明日の午後は初めてNewman Collegeの日本語以外の授業に参加します。buddyの生徒のクラスなので、それぞればらばらの授業を受けます。どのくらいついていけるかな。

運動会


今日は運動会。晴れたり、激しく降ったりの繰り返しで、そのたびに出たり入ったりと忙しい1日でした。Newmanの生徒たちは、guildと呼ばれる学年を超えたグループに所属し、guildごとに違う色の体操服を着て、参加します。朝から顔にペインティング、チアリーダーの服装、スーパーマンのような扮装をする生徒までいました。日本の生徒たちは、まず集団の競技に参加しました。



そのあとは、こうたくんが高跳びに、むつみさんが100メートル、りなさんは勇気を持って800メートルに参加した後、なんと400メートルにも!1日に1キロ以上走ったということで野畑先生からご褒美のチョコレートをいただきました。

最後は日本人生徒も入った短い短いリレーで終わりました。応援はあおいさんのいるMackillop Guildが1位、レースではまゆうさん、なぎささんのいるCatherine Guildが1位でした。開会式もなく
レースもピストル使わず、あ、始まってる!という感じの中で、得点計算がおこなわれていたとは驚きでした。表彰式の後、体育主任の先生の提案で、スタジアムの端から端までウェーブ。忘れられない思い出になりそうです。

明日は、ロットネスト島への遠足。フェリーに乗っている間揺れないで、と祈っています。


2011年8月1日月曜日

Newman College1日目

いよいよ学校生活が始まりました。
今日は、まず校長先生のお話(最後の言葉は「じゃあね」でした)と野畑先生のオリエンテーション。それから野畑先生の日本語に授業に参加しました。2,3時間目の10年生にはなかなか日本語は難しそうでしたが、さすが4時間目の12年生は、日本に来たことのある生徒もいて上手でした。中にはアルバイトの時給のことや運転免許の話をする人もいて、ずいぶん大人っぽく見えました。アルバイトの話をする生徒に"Why do you work?"なんて聞く生徒(これは北須磨の生徒です)もいて、おなじ年頃でも学校文化の違いがあることを感じたようです。一方ドラゴンボールの話で盛り上がるグループもいて、最後にはどちらの生徒も楽しそうに話が続いていました。日本の生徒たちがもう少し質問をできるようになったら、もっと弾むと思うので、次回に期待しています。

午前中のRecessとLunchの時間は本当にたくさんの生徒が動き回り、いろんなところで座ったり立ったりしてご飯やおやつを食べていました。その姿をお見せしたいのですが、Newmanの生徒たちの写真をWebに載せる許可をもらうのはちょっと難しそうなので、また経験した人たちに聞いてくださいね。

午後はESLの授業です。Jake先生から英語と文化の違いを教えていただきました。北須磨の生徒たちは手を挙げてどんどん答えてくれて、見てるほうも嬉しかったです。Jake先生は「バリバリまちがえよう」と生徒たちを励ましてくれる楽しい先生です。奥様が日本人で、日本文化もよ~くご存じです。生徒たちがホストファミリーとよりよくコミュニケーションできるように、と、今日は簡単な会話表現がメインでした。



明日は運動会です。でもお天気が心配。今日も嵐のように雨が降る時間がありました。雨具、着替え、タオルを持ってくるように言われました。昨年は日焼けするぐらい晴天だったらしいのですが。もしこのブログを1日の夜に見られた方はテルテル坊主をお願いします。北須磨の生徒たちは2つの競技に参加します。

最後にこの週末のことを報告。
1.生徒たちは様々な場所に連れて行ってもらったようです。お買いもの、コンサートなど。今のところ困ることなく生活できている、と言っています。

2.北須磨の先生たちへ。再びゴランが来てくれました。最近の彼の写真を見てください。まったく変わっていません!元気です。

2011年7月30日土曜日

現地の情報を少し

気温は20度ぐらいで過ごしやすいのですが、雨がとても多いです。短時間にざーっと降ってすぐ止むのですが、なかなか激しく、風が強いとけっこう濡れます。ただこの雨が通り過ぎると虹がとても美しいです。
太陽が出てくると、半袖でも大丈夫なくらい暖かくなります。肩を出している人を見ると冬なのを忘れそうです。
昨日生徒たちと市内観光をしているときに濡れずに済んだのは今思うと奇跡的です。みんなの日ごろの行いが良かったようです。私たちが外にいるときは全く降らなかったのですから。

月曜日のオリエンテーションで生徒たちに連絡していただく予定ですが、運動会で彼らが参加できる場面もあるようです。何に出るかはこれから知らされますが、活躍を期待してます。授業のことや活動をコーディネートしてくださったのは、のばたかな先生という日本人の先生です。図書室で授業を受けることが何度かあるのですが、図書館の司書のMary先生も部屋にいろいろ貼ったり、準備をしてくださっています。生徒たちが気持ちよく過ごせるようにという先生方の心づかいが感じられます。この幸せな環境で、生徒たちが多くのことを学んでくれることでしょう。私たちを迎えてくださったのばた先生とRob先生の写真を付けておきます。
最後に、昨年まで北須磨でALTをしていたGoran先生が訪ねてきてくれました。元気に、でも日本の地震のことなど心配してくれていたようです。生徒たちと会うチャンスがあればいいな、と願っています。


2011年7月29日金曜日

報告が遅れましたが到着です



29日夜中にパースに到着しました。ホテルに到着したときはかなり疲れていましたが、29日の朝にはみんな元気に観光。昼食も食欲旺盛でした。フリーマントルで買い物をし、午後にはそれぞれホストファミリーのもとへ。緊張しつつも嬉しそうでした。この週末どのように過ごすのか、月曜日が楽しみです。
コンピュータの接続に戸惑い、報告が遅れてすみませんでした。

2011年7月15日金曜日

ダンスの準備



オーストラリア研修のパーティの出し物のダンスの練習を始めました。初めてにしてはみんな上手です。本番が楽しみ。